アプローチ上達編 4

 アプローチが苦手なままかなりの時間を使いました。学校を卒業してからも、アメリカに行っても変わりませんでした。理由は私の考え方の中に根付いてしまった、ミスりたくないという思考です。
 この失敗したくないと言う気持ちは、アプローチだけに限らずゴルフ全般で起きます。この思考から脱出することはかなり難しいことです。残酷な話だと一生抜け出せない方もいます。

 始めた頃は気にもせず、とりあえず寄らなくても良いからグリーンに乗れば良い。打ち方や球筋も気にせず打ってました。
 しかし寄せたいと言う気持ちが出る前に、打ち方や、ミスをしない安全な打ち方を聞いてしまったばかりに、何かに囚われてしまいました。寄せる打ち方というよりも、大怪我しない様な感覚の打ち方になってしまいました。
 この打ち方を自分のものにしてから、距離感を磨いて自分のものにしていけば良いと考えていたので、打ち方に集中していました。
 そしてゴルフ場の研修生になった頃、所属のプロや、研修生仲間からもアプローチが寄らないよねと言われる事になっていました。
 もちろんその時は理由など分かりません。寄せたいと思っても寄らないのだからどうしようもありません。距離感が悪いのだから、距離感の練習をするしかありません。しかし距離感の練習をしていてもミスヒットが無くならないので、またミスヒットしない様に練習の繰り返しになります。
 打ち方や考え方を聞いたり、話をしても私の考え方が悪いとは言われませんでした。転がしていく事を前提に考えどうしても上げなくてはいけない状況になったら上げる。この考え方が悪いなんて思いもしません。誰が聞いても当たり前の考え方です。使用するクラブもSWをベースに転がしていき、どうしてもPWや9アイアンを使用しないと打てない状況なら使うといった考え方です。
 しかしこの考え方が私にとっては合っていなかったとしか言いようがありません。最終的には昔の考え方になり、アプローチが寄らないなら全てパーオンさせる考え方です。外れた時は確実にボギーで上がるパーパットが入ればラッキーでホールアウト。プロや先輩からは、そんな考え方良いわけないと言われていましたが、どうしようもありませんし、アプローチ練習にも気が入らなくなりました。アプローチが悪いのにアプローチ練習をしないのでいろいろ言われましたが、本当にどうしよもないのと、練習しても改善される感じがありませんでした。

 結局この感じのままそのゴルフ場にいる間何も変わりませんでした。

 「変わらなかった打ち方と構え方、考え方がこんな感じでした。

 軽く左足を下げオープンスタンス気味に構える。ボールを右足寄りに置く。フェースはスクエアでハンドファースト。テークバックを真っ直ぐ肩で引く感じ。そこから手で下ろさず体の回転と肩のターンで下ろし、上から感覚でヒットする。ヘッドを振らない走らせない。
 この感じでも寄る時は寄りますが、寄せているというより上手くヒットした感覚が残るだけで、距離感はよく分かっていないのです。失敗と成功感覚がキレイに当たったかミスヒットしたかが重要で寄ったか寄らなかったはとりあえず次の問題となっていました。寄ったらラッキーで寄ってなくてもキレイに当たっているから大丈夫みたいな考え方です。

 この感じが間違っているとは思いませんが、私には合っていないという事に気がつかなかったのです。
とにかく転がしが安全で、ミスりにくい。ミスらないのだから、距離感に集中できる。これをずっと信じてました。

次回に続く。

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