バンカーについて考える 1

 今回からはバンカーについて考えていきましょう。

苦手な人も多いはずです。苦手になる理由としては練習する場所が無いので、コースでいきなり打たされてしまう事。習う機会があまりなく、しっかりとしたレッスンを受けたことがない事。もう一つは失敗の許容範囲が狭く、ミスが致命傷になる事だと思います。
 その為一度ミスをしてしまうと、(特にホームランでO.B)トラウマの様になってしまい思い切って打てなくなり、出なくなってしまいます。
 これを解消するには練習しかありませんが、練習する環境がない事が問題です。

 いつもの様に私の経験からさかのぼりながらバンカーを考えていきましょう。

 私がゴルフを始めたのが、アカデミーに入学してからになりますが、そこではまずフルスイング作りから入りました。その後4〜5ヶ月経った頃にショートコースレッスンが始まりバンカーを打つ事になりました。
 あらかじめコーチからなんとなくの構えと、感覚的スイングは聞いていましたが、実際打ってみると上手くいきませんでした。とりあえず綺麗に出ない事が問題でした。
 いつもの調子で上手な人に聞く事から始まりますが、全く分かりませんでした。バンカーが得意な人はあまりいないとは思いますが、苦手意識が無い方はいます。その苦手意識がない方に聞いても感覚的に打っているので、説明して欲しいと言っても言葉で表すことはできませんでした。

だいたいバンカーの打ち方として言われるのが

1 グリップを短く持つ
2 クラブフェースを開く
3 スタンス広めで少し腰を落とす
4 オープンスタンスで構える
5 ボールは左足より
6 手首、コックを使って振り上げる
7 体はあまり動かさない
8 体のラインに沿って振り下ろす(アウトイン軌道)
9 鋭角的に振り下ろす
10 ボールの手前1〜2cmぐらいにクラブヘッドを入れる
11 感覚的にバンスを砂に当てる
12 砂に負けない様にしっかりスピードを上げる
13 砂に負けない様にしっかり振り抜く
14 ちゅうちょしないで思い切り振る
15 そして最後までフェースは閉じない
16 距離感は砂の取る量
17 距離感はフェースの開き具合
18 フォローの大きさで距離が決まる

当時はこんな感じで教えてもらったと思います。

 残念ながらこの感じでは意味不明でした。今はこんな感じで言われた様に振りはしますが、当時では全く上手くいきませんでした。
 今私がレッスンする時こんな感じの説明では上手く出ないと思っています。これで出るなら誰も苦労はしません。

 とにかくホームランが出れば次はバンカーから出ないがいつものパターンで、ホームランしたくないからボールの手前10cmぐらいを思い切り振って出すだけになっていました。それでもホームランがなくなることはなかったと思います。

 どんなプレーヤーに聞いても同じ様な答えが返ってくるか、反対の意見まで出てよく分からないがずっと続きました。バンカーに入れば確実にボギーになるので、逆にしっかりボギーで上がれる様に考えてました。

バンカーに入ったからといってダボやトリにするにはいけませんから、スコアを崩さない様にホールアウトする事だけを考えてました。

 SWについてもいろいろな意見を聞いて、なんとか苦手意識から出すだけなら普通程度になりたいと思っていました。バンス角の大きいクラブ、ソール幅が広いクラブ、思い切り振っても飛ばない様にロフト角60度のクラブいろいろ試しましたが、効果は全くありませんでした。そんな事が問題では無いと言われたりもしましたが、聞いても答えが無いので試す以外方法がありません。

 苦手だったらマネジメントでバンカーに入れない様にラウンドするべきだとも言われましたが、そんなことができるのだったら苦労しません。バンカーに入れないマネジメントなんかあるはずも無いのに平気で言ってきました。バンカーを避けるという事は、そのバンカーに届かないクラブで打つ事になります。届かなければ入りません。それはグリーンにも届かないクラブで打つ事になります。バンカーを避けてパーオン率0%ではパーが拾いにくいので、むしろバンカーを避けてスコアを悪くする事になってしまいます。全てのバンカーに入るわけではありませんから、普通にグリーンを狙って入ったら諦めてボギーを取りに行く方がスコアは崩しにくくなります。

 マネジメント的には考えにくいのです。

 始めた頃はバンカーが苦手なのは克服せず、諦める。アイアンショットの精度を上げて入る回数を減らすことで、バンカーは無視作戦でした。
 入ったら入った時に考える。

次回に続く


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