ゴルフ上達編 14

 ゴルフ場を移り新しい環境で始まりました。

 ここで初めて人からゴルフの事を聞かれる事になりました。

 ゴルフを始めてから常に自分が1番スコアが悪く、まだまだ教えてもらわなくてはいけないと思っていました。必ずプロがいて教えてもらう側。聞いてばかりいたので、アメリカでも、日本に戻っても、研修生でも私に聞いてくる方はいませんでした。

 それが私を誘ってくれた先輩から聞からました。

 最初は私からだったと思いますが、どんな感じでスイングしているかとか、こんな感覚ありますか?だったと思います。そこから逆に、座馬はどんな感じでスイングしているのと聞かれました。

 私はこんな感覚ですよ。なんとなく答えたと思います。そしたら座馬はこんなタイプだろうねと言われ、何の事?タイプがあるの?

 よく分かりませんでしたが、今までにない話でした。
 タイプによってスイングが異なるのと、人の体は同じでないからそれぞれ違ったスイングする事が重要で、正しい事を見つけるのでなく、合うこと、できる事をスイングに取り入れないといけないよ。座馬はこんなタイプだからこんな感じでスイングした方が良いと言う話でした。

 決めつけられてる様で何とも言えませんでした。分からない話でもなかったのですが、今までも自分なりにできる事と、合いそうな事は取り入れて来たつもりだったので。

 新たな発見でもあったので、その方向からスイングを作るのもアリだとは考えてました。感覚から作るのではなく、何かタイプに合った正しい動きを身につけるといった感じです。タイプというのもをどうやって判断しているかは不明でしたが。

 ただ先輩のスイングレベルやスイング感覚が素晴らしく、今まであったプロや研修生よりも高いスイングレベルに感じました。なので一理あるとは感じてました。

 成績も良くテストもすぐ受かりそうでしたし、後に全日本の試合で優勝したのでレベルは高かったです。

それがスイングやショートゲームの事などを聞かれました。

 少しショートゲームが苦手分野だったのか、ライによってどうしてると聞かれる事が多々ありました。
ライが悪い時に上げないと寄らない。左足上がりの砲台でピン手前。30Yピン手前など、少し上げたく感じる時や、エッジ5Yピン5Yの10yぐらいの短いアプローチなどよく聞かれました。

 私はそれが難しい事なのかが分かっていませんでした。上げれば良いと思ってました。上げないと寄らないのですから上げれば良いのです。
 しかし、上げるとミスヒットや距離感が合わないから困っているんだ。だったら慣れるまで練習すれば良いと。
 でも上げ方がよく分からないんだ。ロフト角を増やして上げるか、ヘッドスピードをあげて、少しボールの下をくぐらせる感じですよ。
 それは難しい。だったらこんな感じはどう?それがダメならこれは?これでもダメならこっちかな。
そんな練習しているうちに、少しずつ分かってもらえるよになりました。

 他にもショットについてやコースマネジメントなどで聞かれました。
そもそも私が下手で、ボールは曲がるし、アプローチは寄らない中でスコアを作るためにはこうするしかないというマネジメントみたいなのがありました。
 練習はできるだけ真っ直ぐ飛んで安定を目指しましたが、試合はそんなに上手くいかないのでスコアを崩さない、大叩きしないマネジメントでプレーしていました。それがあってか先輩とプレーしていて聞かれると、その攻め方には無理があるし、考え方としても成り立っていないですよが、分かる様になってました。

 ここで選択するクラブや、選択するスイング。風やライの見きわめ。必要とする球筋など。
聞かれる様になって自分でも理解が深まった気がしました。

 先輩に言われたのが、座馬はコーチやキャディーに向いてると思うでした。

次回に続く。

関連記事

  1. 7月7日 体力不足

  2. 関西オープン2日目

  3. ゴルフを考える7

  4. 9月13日 ゴルフの経験値

  5. 3月24日 打てないことに気がつけるか

  6. 6月10日 調子が悪い

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。