今回は距離の長いゴルフ練習場から、100Yぐらいの練習場でレッスンを始めた時の話をします。
270Yぐらいの練習場でレッスンを始めて2年ぐらいがたった時に、違う練習場にも行って欲しいとなりました。
レッスンを始めて時に、個人で始めたのではなくレッスン会社に入社して始めました。そこから違う練習場でもやって欲しいとなったのです。もちろん断る理由もなく喜んで行きました。
そこの練習場が100Yぐらいで短めの練習場でした。ここでは1時間で6人をレッスンする形態でした。
1人10分しか無いのでなかなか忙しいレッスンになります。
短い練習場ではドライバーやFW、UTといったクラブの最終到達地点が見えないので、その先が知りたいと思う方が多かったのですが、飛んでいく球が見えない分スイングに集中してもらえるようになりました。多少曲がっていてもあまり気にならず、スイングに集中できる感じです。
もう一つ良かった点では、天井のネットが低かったので、ボールが上のネットに当たるのはよく無い。上に当たるのはアッパーにスイングしている証拠だと言って、レベルスイングや、ダウンブローの練習に最適でした。
距離がないのでレッスン中の打ち放題で、アプローチの練習も好んでやってくれる方がいて良かったです。
特に問題は無かったのですが、少し狭目の練習場だとその先が分からないという理由で、コースに行った時に思ったより曲がっているとか、狭くて振れてないから、コースで飛んでないなどと言っている方がいました。そんな事あまり関係ないのですが、そう感じてしまいもっと広いところでレッスンしてほしいと言われたものです。
ここで少し問題と感じていたのが、60分で6人をレッスンする形態です。一般的には多い形なのですが、あまりにも短すぎて伝えたい事と、生徒さんが聞きたい事がずれていると、解釈に戸惑ってしまい話が長くなり、次の生徒さんに影響が出てしまう事です。気をつけていても起きてしまう事はあります。
なのでレッスンがとても簡単な事になってしまいます。レッスン内容としてはもの凄く嫌だったのですが、ボールをしっかり見るとか、前傾崩さないようにとか、体をしっかり回転させるとか、、スイングする事に私から見たらほとんど関係のない事です。でもレッスンぽい事が行われてました。今考えると申し訳なく思いますが、しょうがなかった気がします。
何故こんなレッスン形態になるかといえば、レッスン単価の問題があります。
私のレッスンフィーが、1ヶ月、4回で、6000円でした。1回あたり60分で1500円になります。ここにボール代は別途1000円かかります。計2500円かかります。10分2500円です。これが普通でした。
これが高いのか安いのか。月で考えたら、4回ですから10000円です。もしこれを時間で考えたら高くなります。
10分1500円、60分なら9000円、別途ボール代が1000円です。もししっかり60分レッスンを受けようと思ったら高くは感じます。
要するにこの形態にしないと、お互い成り立ちにくくなります。レッスンフィーが1回あたり高くなってくると、通えなくなります。
なので集合レッスンが一般的になりなます。
次回はラウンドレッスンを任された話をします。
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