久しぶりにレッスンのコーチやプロとラウンドしました。最近私のゴルフが壊れていたせいもあって、まともなスイングができていないラウンドが続いていました。今回もその感じはありましたが、ラウンド中に色々な場面で動画を撮ってもらい、見ながらラウンドしました。
今まで自分のスイングをここまで見ながらラウンドする事は無かったのですが、見てみるといろいろ発見がありました。
ここが悪いや、もう少しここを直したいなが、見つかります。
しかしここで問題が発生します。映像を見ればどこをどうすれば良いのかは、レッスンの経験上直せるのですが、感覚が出ないという事。映像は良くなってもボールはノーコン状態です。慣れればできるとは思いますが、もちろんラウンド中に出来るとは思えないです。さらに慣れたとしても実は問題解決になっていないのです。見た目を直すことは出来るのですが、何故その形になってしまったかを見つけないと解決しないのです。
例えば、体重移動が上手く出来ない方の映像を見れば誰でもわかります。そこでアドバイスが体重移動をしっかりしましょうや、左に突っ込むぐらいやってみて下さいでは解決しないのです。そもそも何故体重移動が出来ないのかや、体重移動を邪魔している何かを見つけないと解決しないのです。体重移動の練習だけを考えるなら、いろいろドリルをすれば良いのかも知れませんが、それだけだとまた戻ってしまうか、他に問題が起きてきます。出来ない理由が分かっていないのと、何故そうなるかが分からないからです。
そしてこの問題を発見する作業がとても厄介になります。何故厄介かというと自分では見つけれないからです。もし自分で見つけれるなら皆さん上達します。
見つけていく中でアドバイスをもらうのですが、もらう中でアドバイスする側ももらう側もああじゃない、こうじゃない、それは違うと思うや、やってみた、などが始まります。するとゴルフが分かっていないや、頑固だとなり解決せずに終了です。
ゴルフが上達するのは大変です。
私のスイングに戻しますが、ラウンド終了後に一緒にラウンドしてなっかたプロに動画を見てもらい感想を聞きました。すると始めは、あれかな?これかな?になります。私も同じ感覚なのでそれは違うかなや、それはやってみたという意見になります。ここで会話がうまくいかないと、頑固だなになってしまうので、理論的な話をしないで感覚の話をします。
理論的な話になると大体もめるので、感覚なら有るか無いかです。
そして重要なのが、アドバイスをもらう側が質問するという事です。
アドバイスする側は聞かれたら教えるだけにします。私がこうしているのだから、あなたもやりなさいは危険です。
なかなか質問するのも難しいや、何を質問したら良いか分からないと思おうかも知れませんが、簡単な感覚で良いのです。グリップの強さの感覚や、体の移動感覚や回転感覚。いろいろ聞けばいろんな意見が出てきますから、それを参考に自分のやり易さを見つけていくしか方法が無いのです。強制的にスイングを作ったり直しても、上手くいかなくなると思います。
私もいろいろ質問していく中で、どこで感覚がズレてしまったのかが発見できました。もちろん有る程度の知識が有りますから質問し易いですが、聞かないと見つけれませんし、聞けば見えてくると思います。知識も増えてくると思います。
ゴルフのヒントは自ら見つけに行くものです。
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