全米プロ選手権がミケルソンの優勝で幕を閉じました。応援していましたので嬉しい限りです。シニアの選手がメジャーで勝つことが初になる訳ですが、飛距離に関して言えばケプカ選手よりも飛んでいましたのでシニアとは言えないですね。
今回の全米プロで意外だったのが優勝したミケルソン選手の他に、Pケーシー、Pハリントン、Kストリールマンの40代選手がトップ10に入ってきたのと、30代の選手が多いという事になり20代の選手が少ないという事です。
開催されたコースは全長7800Yとかなり長いコースですが、若手の飛ばし屋があまり上位になれなかった感じです。
ここで、もしかしたら考え方を改めなければいけないかと感じています。
コラムの中で道具の進化に伴い現代スイングをしている選手や、若くて体の使い方がしなやかな選手しか勝てなくなるのではないかと言ってきましたが、予想以上に今年の優勝メンバーを見ると明らかにベテラン勢や、昔のゴルフクラブから始めている選手の成績が良い気がします。
現代ゴルフのボディーターンとローテーションを抑えたスイング、アームローテーションは使わない。今のクラブはこれが良いと言われています。しかし最近の試合はどちらかというと、昔ながらのスイングの選手が結果を出している気がします。
特に感じるのがセッティングが難しくなってくると現代スイングでは対応しきれなくなるのかと感じてしまいます。
1番感じるのが距離感です。現代スイングではセカンドショットの距離感が合わし難いと感じています。
現代の理想的なスイングをしたとしてもボールは曲がります。曲がった所からの距離感が出ない気がします。トラブルに弱いスイングと考えています。
一年を通して見ていかないとまだ判断は付かないですが、現代スイングの弱点が見えて来た気がします。
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