今日からプレイヤーズ チャンピオンシップが開幕しました。新規のトーナメントで、このご時世に試合を新規で開催していただける企業があり、試合が見れるのはとても嬉しいことです。今日は初日ですが、トップ10のメンバーがベテラン選手が多く楽しみが増えました。高山選手がトップで手嶋選手や宮本選手、谷原選手などが続いていますので見応えあります。私の当初の予想では、若い選手に勝てなくなってしまうのではないかという予想と違い、30台40台の選手が活躍していますので、どちらかというと驚きです。
今回は、技術の維持について書きます。
ゴルフは良い時もあれば悪い時もある。良くなったと思えば悪くなる。分かったと思った時から分からなくなる。
ゴルフをやっている方なら誰しも経験している事だと思います。トーナメントプレーヤーでも同じ事は起きます。優勝の次週に予選落ち。なぜこんな事が起きるのか?もし分かったら凄いのですが、誰にも分からない事だと思います。
ただそれだと話が終わってしまうので、誰もが感じている感覚か理論かでスイングが作られているかの違いで、維持が出来る事について考えてみます。
まずゴルフが上達していく中で必ず感覚が優先されます。理論的にスイングしていると思っていてもほぼ感覚です。トーナメントプロでもほぼ感覚です。そもそもゴルフには理論があってない様なものです。
例えばボールを良く見る。腰を回転させる。肩を開かない、開く。前傾をキープ。体重移動とその場回転。この様な事を意識してスイングすると曲がらない、飛距離が出るなど考えれますが、これは理論で無く感覚です。理由はこれができたから、結果が良いとは直結しないからです。もし直結するなら全てのゴルファーが上達します。
理論とはこれが出来れば全ての人が同じ弾道になる事だけ成り立ちます。
では片山選手や手嶋選手今回の高山選手、高山選手に関しては目の手術で休んでいたにも関わらず、2週連続成績が良い感じです。なぜ年齢を重ねても成績が維持できる選手がいるのかです。
はっきりとした理由はありませんが、自分のスイングと感覚がマッチングしていて、スイングのマイナーチェンジはあっても、ほとんどプロになった時から変わらないか変えなくても良い部分やスイングの核となる部分を持っています。
この核となる部分が無い選手は、練習によって感覚だけが維持され練習量が減るとともにスイング維持ができなくなったり、ちょっとした事でスイング感覚が狂ってしまう事になります。
要するに自分に合ったスイングが手に入っているか、自分には合っていないが練習でカバーしているかの違いです。
しかし自分に合っているかいないかは判断のしようが無いのでどうしようもないのですが、もし自分のスイングに巡り会う事ができたら運が良いのかもしれません。
本当の答えは分からないので、世界のトッププレーヤーに聞いてみたいです。
この記事へのコメントはありません。