関西オープン2日目

2日目が終了し、イーブンパーの63位タイまでが予選通過になりました。アマチュアの選手も7名通過し明日からの決勝ラウンドを盛り上げてもらえそうです。そして何より谷口徹プロが10アンダーでトップタイになったという事です。

この事について話していきましょう。谷口選手は53歳なのでシニアになるのですが、この歳になってもレギュラーツアーに出てるわけですから凄い事です。

ゴルフに於いて年齢は飛距離であったり、体力、視力に影響が出てきます。飛距離に於いてはシニアプロでも飛ばせるプロはいくらでもいます。ミケルソンやエルス、グーセンでしたら今でも300yは飛ばせると思います。日本のシニアでも飛距離はアメリカのプロ程では無いと思いますが、飛ばせると思います。しかし体力となれば流石に、若い時の様に疲れ知らずとはいかないので、18H歩いて4日間となれば最終日には疲れが溜まってくると思います。集中力も体力共に落ちてきますから、簡単なミスも出てきます。視力も落ちてくるとグリーン上でのラインの読みもはっきりしなくなってくるのだとは思います。

コースセッティングもレギュラーツアーとシニアツアーでは総距離が違ってきますから、長くなります。

この様な状況、条件で谷口プロが10アンダーでラウンドし、予選カットがイーブンですから、コース的には難しいなかでの10アンダーは凄いことです。

年齢と共に落ちてくる体力には筋力や筋スピード、持久力などありますが、総じて体力とい言ってます。この体力が落ちてくると何がキツくなるかというと、ラフからのショットと、グリーに止めるボールが打てなくなってくるので、計算が難しくなります。

ヘッドスピードや、筋パワーがあればボールの高さが出せますし、ボールのバックスピン量を増やす事が出来ますから、ボールをグリーンに止める事は可能になるのですが、無いとなるとボールが低くて、スピン量が少なくグリーンに止めるのが難しくなります。ゴルフクラブの力を借りたとしても限界はあります。

プロゴルフだけでは無いですが、ゴルフは飛距離や、方向性を勝負しているのでは無く、距離感を勝負しています。よりピンに近いところに止めなといけない訳です。なのでボールを止めれないことはゴルフに於いては非常に不利になります。年齢と共にボールをピンの近くに止めるのは難しくなると感じています。それを谷口プロは非常に高い技術でバーディーをとっている訳ですからかなり技術が高いです。動画配信で見るのでは無くコースで直接見れたらと思います。

明日、明後日と良いプレーをして優勝するところが見たいです。

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