本日、東建ホームメイトカップ最終日でした。優勝争いで金谷選手、中島選手など若手であったり、大学生の選手が活躍し金谷選手が優勝しました。アマチュア時代にも勝ってますし、プロになって直ぐに勝ってしまうわけですからすごい事です。ほんとにレベルの高い選手です。2位になった中島選手は大学生のアマチュア登録の選手ですから、今の大学生はレベルが高いですね。石川選手や松山選手もそうでしたね。
ここで考えていきたいのが、プロとアマ、経験とレベルとスコアについてになります。まずプロとアマですが、ゴルフ以外のスポーツでプロとアマが試合した時プロが負ける事は珍しい事ではあると思います。特に団体競技(野球 サッカー バスケ バレーボール)などではプロ選手が大学生に負けるとか考え難いのですが、ゴルフだと最近はよくある気がします。個人競技でもテニスや格闘技の様な試合で大学生が勝つ事はなかなかみないと思います。
理由がはっきりしませんが、プロと大学生なら学生の方が練習環境が良いかもです。
経験とスコアですが、ゴルフは昔から頭のスポーツ、経験のスポーツ、年齢に影響されにくいと言われてきましたが、現実はすでに違います。
現代ゴルフはデータやスイング解析、コースマネジメントが確立されてますので、それが出来るか出来ないかの戦いになってますから、経験が無くても頭では理解できる様になったと思います。特に女子プロの世界は厳しくなってきたと思います。20代前半や、高校卒業した直後の選手、中には中学生でも勝ってしまう事が起きています。という事は若くないと勝てないという事になってしまいます。
男子はまだそこまできていませんし、世界的に見れば若い選手ばかりでなく、今週のUSPGAツアーのRBCヘリテージでは47歳のスチュアートシンクがトップにたっていますから、年齢だけではなく戦えています。
ここで考えなくてはいけないのが、ゴルフ競技はスコアを争います。スコアが良い方の勝ちになるわけですが、経験がスコアを作るわけではないという事です。トーナメントで考えると経験の多い30代のプロと経験の少ない10代のプロが試合をしても、今なら若手が勝つ事になっているので、経験を積んでもスコアには影響しない事になります。
では何がスコアを作り勝負を決しているかになりますが、勢いと、道具の相性だと思っています。自信を持ってスイング出来ているかと、現代クラブにあったスイングが出来ているかになります。
私の考えでは現代クラブは筋力や筋スピードがないと飛距離が出ないと考えてますし、コントロールが難しくなっていると考えてます。
コントロールを良くしようとすれば飛ばないし、飛ばそうとすれば曲がる。これを解消するには、飛ばないスイングで飛ばすしかないという事です。その為には筋力や筋スピードが必要になります。なので若くないと厳しという事です。年齢とともに体力は落ちてきますから。
今後は選手の入れ替えがどんどん激しくなってくると考えれます。
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