日本のゴルフと海外

松山選手が優勝した事で日本でゴルフを覚えたとしても、海外で戦えるのではと思いが膨らみます。

ゴルフを上達するにあたっては、どうしても練習環境に影響を受けます。最も受けるのは、芝生から打つかマットか打つかになります。実はこの事が非常に影響を与えてしまいます。どの様な結果になるかというと、同じスイングをしても芝からとマットからでは飛ぶ球筋が異なってしまうという事です。もう1つは日本の練習場のボールが本球では無く、練習ボールという事です。これによって飛ぶ球筋が異なります。

アメリカにも練習場マットや練習球は有りますが、都会の練習場に行かない限り、まず芝生の上から本球で練習できます。

ここで大きな問題が生じるのは、日本の練習場で良くなったとしてもコースに出て芝生の上から打てば、練習場のスイングをする訳ですから、球筋は異なってしまいます。プレーしている本人は、練習場の様な感じで打てないとか、練習場と異なってしまうと思いますが、しょうがない事です。全く別物とまでは言わないですが、近い感じはあります。

なので日本で芝生の上から打つ経験が少ない方が上達するのはなかなか難しくなります。芝生の上から打つためにはコースに出るしかないので、お金がかかります。慣れが必要になります。

日本でもプロテストに通過する選手やハンディが3以下になる方は、どこかで芝生の上から練習する経験があったか、高校、大学のゴルフ部か元研修生だった可能性が高いと思います。

そうでもないとなかなか芝生の上から練習する環境がありませんから。

海外のゴルファー(アメリカ)にとってはマットから練習する方が珍しくなります。

練習環境で必要になって来るのが、ショートゲームです。アメリカの環境には普通にあるのですが、日本にはほとんどありません。アメリカの練習場は独立して存在するのでは無く、コースの練習場を使うといった事になります。なのでコースに行ってプレーするか練習するかとなります。そこに必ずと言っていいほどショートゲーム用のグリーンやバンカーが作ってあります。勿論無料で使えます。日本のにはコースの練習場に練習に行くといった感覚がないので町の中の練習場に行きます。その練習場に芝から打てるショートゲーム用グリーンがある所はまず見かけません。

日本にも芝生から打てる環境ができると、上達が早くなる気がします。

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